7000系はディスクブレーキ付きのパイオニア台車が採用され、東急時代の時ではかなり話題になりました。
水間鉄道で活躍する車両(編成)をあげてみます。
東急時代の顔の先頭車
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貝塚方より デハ1001・1002 | 貝塚方より デハ1003・1004 |
先頭車化改造車(元・中間車)
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貝塚方より デハ1005・1006 | 貝塚方より デハ1007・1008 |
7003F(休車)
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デハ7003 |
水鉄祭・日曜えきなかマルシェ
2012年11月18日、水間観音駅付近にある水間工場にて水鉄祭がありました。また毎月恒例のえきなかマルシェも同日にありました。
南海線で貝塚駅まで向かい、水間鉄道に乗ります。余談かもしれませんが、私は1003と1004に乗るのは初めてです。
車内にはこのような広告が高々と掲示。私は水間鉄道のHPで情報をつかみました。
そして水間観音駅に到着。天気が悪い中、ここまで用意するのはさぞ大変だったと思います。
今回マルシェになった車両は1007-1008です。去年(2011年)は東急7000系復刻フェイスがありました。
今回の見どころはココ!!7003-7103の車内が一般公開されました。早速中に入っていきましょう
右側にあるハシゴから車内に入っていきます。このアングルから撮影するのは初めてのことです。
車内に入りました。東急時代とほぼ変化なしです。赤いモケットも当時の雰囲気が読み取れます。
座席に座ってみるとこのような感じに。座席端にあった握り棒、つり革は撤去されています。このような状況では定期運用には就けませんね。
東急から譲渡されてからほとんど改造されていないので当然ながら非冷房です。夏は計り知れないほど暑いでしょう。
7103の運転台。こちらは定期運用に使われている1000形と至って変わりません。ただよくよく探していくと日比谷線乗り入れ用(地下鉄対応)の装置も残ってそうな雰囲気です。
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ゴムなし | ゴムあり |
ドアには7103にはゴムはありませんでしたが7003においては窓周りにゴムがついています。理由をご存知の方は一報ください。
左右(上下)で色が反転しています。東急のドアステッカーというと伊賀鉄道のページでもあるように、クマが描かれているのを思い出すのですがね。
登場当時に話題となったディスクブレーキ付のパイオニア台車が窓から見えました。単品で見たのは初めてです。
優先席のみグレーのモケットとなっておりました。東急時代もこのようなものだたったのでしょうか
東急車輛の銘板。左にあるのは昔の東急の社紋で、1973年に現在の物になりました。その上、東急車輛は総合車両製作所になりました。
よって双方ともなくなってしまったもので、この銘板はかなり貴重なものです。ちなみにこの時は車体に「TKK」のマークを掲げていました。
そのほかの銘板。写真にあるものは東急線においてはすべてなくなってしまいました。これだけきれいに残っているなんてとてもすごいことだと思います。
車内安全啓発看板。この看板は長い間に亘って引き継がれてきました。数順年後に登場した、8500系や9000系にも同じようなものがあります。
まさに東急伝統の看板と言ってもいいでしょう
東急7000系は日本初のオールステンレスカーです。まさにそれを象徴するかのようにぴかぴか光っています。登場から半世紀たった今でも
こんなにきれいに残るということは東急電鉄や水間鉄道の定期的なメンテナンスのたまものだと思います。
7103の車号。この字体は8500系や9000系を経て東急電鉄屈指の珍しい車両と呼ばれ、
田園都市線の輸送力を増強させるために1992年に登場した2000系の時代まで引き継がれました。
水間工場敷地から定期列車を撮影するとこのような写真になります。なかなかいいアングルで撮れます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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