JR東日本 日光線 205系600番台

2013年3月16日、それまで日光線を走っていた107系を置き換えるため京葉線から転用された205系がデビューしました。2014年で早1年がたちました。
写真はすべて2014年3月22日に撮影

京葉線時代は東京湾岸の顔としてなじんでいたメルヘン顔。同線から引退後は内陸を走ることになりました。


宇都宮線黒磯口用の205系600番台との2ショット。共に南は宇都宮線の小金井まで乗り入れています。


帯の色は2009年から107系に施されていたレトロ調の色。107系の色をしっかりと受け継ぎました。


車体側面の戸袋部には日光駅をモチーフにしたステッカが貼られています。


方向幕は書道の筆で書かれたような特別仕様となっています。今までにはない新しい試みだと思います。


京葉線から転属に際して、電気連結器が新たに取りつけられました。増解結の多いこの地区には必要不可欠です。


寒冷地対策として半自動ドア機能が追加されました。このほかモハ205には霜取りパンタも取り付けれています。


車内。京葉線時代と何ら変わりないようです。青いモケットが東京湾岸を駆け抜けていたころを思い起こします。


ドア付近の足元注意を示す黄色のステッカも京葉線への登場当初からそのままです。


クハ204の後ろ寄りのロングシートは半分が優先席になっています。


トイレが新たに設けられました。これまでは仙石線の3100番台のみでしたが、600番台にもトイレが付けられました。

運転台の機器周りについても0番台時代とはさほど変わりません。見た目からして京葉線時代の高加速性能や110q/h対応も残っているかと思います。

デビュー当初は坂を上りきれるかどうかが懸念された205系600番台ですが107系の血統をしっかりと受け継いでおり、今後の活躍に期待したいです。

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