JR西日本205系

205系は201系の鋼製車体&チョッパ制御より安価にしようということで軽量ステンレス車体と界磁添加励磁制御が採用されました。
山手線をはじめ東京近郊にはたくさん配置されたことで有名ですが、大阪近郊では京阪神緩行線(JR京都・神戸線あるいは東海道・山陽本線)には28両のみで
JR西も205系の増備は阪和線に4両×5しか製造されませんでした。なので西日本の205系はかなりの少数派で103系置き換えもままならぬ状態となりました。
ここでは西日本の205系を紹介していきます。

JR西日本で活躍する205系全編成(2014年3月9日現在)
0番台 4編成・28両(サハ205は休車)
K601編成 杉本町にて
K602編成 日根野にて
K603編成 天王寺にて
K604編成 堺市にて
動力台車 DT50D
付随台車 TR235


1000番台 5編成・20両
H401編成 三国ヶ丘にて
H402編成 天王寺にて
H403編成 杉本町にて
H404編成 三国ヶ丘にて
H405編成 杉本町にて
動力台車WDT50G 横梁中央部にヨーダンパ取りつけ座があります
付随台車WTR235G 両軸に速度発電機を備えています


こちらは京阪神色の帯を纏う0番台。同時期に投入された山手線の0番台とほぼ同仕様ですが、国鉄時代に投入された量は7両×4編成の28両でした。


JR西日本が独自に仕様変更した1000番台。阪和線に投入され、205系では数少ない110q/h対応車となりました。製造量は4両×5編成の20両でした。


0番台更新前の写真。2011年に京阪神に復帰しましたが、321系とは対照的に国鉄時代を感じさせる雰囲気がお気に入りでした。


1000番台の更新前の写真。阪和線の普通電車は103系が主体となる中での205系の車内の雰囲気は新鮮さを感じました。


2013年3月のダイヤ改正でJR京都線復帰で一躍話題になった0番台は再び阪和線に転属しました。しかし帯は京阪神時代のままです。


2013年12月、登場当時の青帯に戻されました。詳しいことは当サイトの「阪和線205系0番台 青帯に」ございます。


2013年3月以降は阪和線に2種類の205系が出揃うことになりました。0番台は103系6連と、1000番台は103系4連とそれぞれ共通運用となっています。


0番台と1000番台は前面の窓配置が若干違います。運転士側の窓と助士側の窓が逆になっているのと1000番台の方は窓が拡大されています。


1000番台の側面はJR東日本の0番台後期車とほぼ同仕様になっています。0番台は登場当初の状態に戻りました。

西日本の205系は数が少なく、見つけるのも難儀します。大きな動きがありましたら、また紹介していきます。

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