JR西日本 加古川線103系3550番台

ローカル線を走る103系の一つ。加古川線の3550番台を取材しました。

クモハ103形3550番台(貫通幌なし)。今回は第6編成目(←谷川 クモハ103-3556+クモハ102-3556 →加古川)でした。


クモハ102形3550番台(貫通幌あり)。かつては中間車であり、加古川線転属に伴って先頭車化改造されました。


クモハ102形の全景。床下には補助電源装置(MG)が取り付けられています。また車内にはトイレがあります。


クモハ103形の全景。霜取りパンタ付きのダブルパンタになっています。床下には抵抗器が取り付けられています。


加古川線デビューと同時に、加古川寄りの先頭車にはトイレが増設されました。


行先表示。加古川線は全列車ワンマン運転ですが、ツーマン用の幕も装備されています。


加古川線は長時間停車が多いため、半自動ドア機能が供えられています。通年、全駅で半自動操作となります。


車内。大阪環状線や阪和線で走っている103系40N車と大差はありません。


改造前の旧車号を残しています。これは播但線でも見られますが、大変珍しい例です。


運転台回り。普通の103系とは違い、ワンマンミラーやその他のワンマン機器などが目立ちます。


加古川線103系の全編成にワンマン機器を搭載しています。車内には注意書きもありますので、ワンマン方式で慌てる心配もなくなります。

ドア周り(右)は半自動ボタン設置以外はほかの103系40N車と変わりませんが、貫通扉(左)は窓が大きいタイプのものになっています。

かつてはラッピング車も走っていた加古川線。都会で走る103系とは大いに違いを感じます。ぜひ一度乗ってみてはいかがでしょうか?
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